皆様は、リファラスパムというものをご存じでしょうか。
サイトを狙ったスパムなのですが、そのターゲットは閲覧者ではなくて管理者。
広告目的や、ウイルスなどに感染させる目的で、管理者を特定ページに誘い込むための手口です。
なぜ管理者がターゲットになるかというと、アクセス解析でのリンク元に、その特定ページが書かれるから。閲覧者には見えない情報なのです。
「あれ、見慣れないページからリンクされてる?」と思って、アクセス解析画面でリファラのURLをクリックしたら......というものです。
広告目的なら、本当に閲覧者には関係なくて、管理者だけがいい面の皮、というオチなのですが、問題はリンク先でウイルスを仕込まれた場合です。
ガンブラーがどんな悪さをしたかを考えると、閲覧者にも被害が及ぶ可能性があることが分かります。
アクセス解析をされている方は、十分ご注意くださいね。
あと、自サイトが感染しているかを見分ける方法を、以下に書き添えておきます。
1) ネット上にある自サイトのトップページのソースを表示する
2) ソース中の「script」の文字を検索して、見覚えのないものがないか確認
3) ソース中の「http:」の文字を検索して、見覚えのないものがないか確認
ときどき、上記の方法でチェックすることをお勧めします。
ちなみに、自サイト以外のサイトが感染していないかを見分ける方法は。
1) 調べたいサイトのトップページのURLを調べる
2) Firefoxで、URL欄に「view-source:(上記URL)」と入力して、ソースを表示
(たとえば「view-source:https://white-sq.jp/」)
※こうすれば、スクリプトを発動させずにソースを見られます。
3) ソース中の「script」の文字を検索して、見覚えのないものがないか確認
4) ソース中の「http:」の文字を検索して、見覚えのないものがないか確認
です。ご参考まで。