あれです。「夢の中で逢った、ような......」みたいな感覚です。
先日、伯父の葬儀への参列のため、岡山に行ってきました。
私の事を実の子のように可愛がっていただいた伯父だけに、それは寂しかったです。
ただ、あまりそちらを書き過ぎて湿っぽくもしたくないので、その時に体験した標題のことについて書くことにします。
実は、葬儀の半年前ぐらいだったかに、夢を見まして。
そこで自分は、「岡山県庁の東のほうを歩いている」という認識でした。
昔からよく行ってるだけに、土地勘はそこそこあります。ただ、夢で見た景色は妙に印象的だったものの、記憶にはないものでした。
どん詰まりの道の脇に、コンクリート造りの中層のビル。目が覚めても、その景色が不思議と頭に残っていました。
そして、それとは何のつながりもない葬儀の日のこと。
岡山駅から見て南東方向にあたる、東山の一角にある斎場に、葬儀会館のバスで行きました。
その途中にあったんです、その景色が。
デジャブって本当にあるんだと、不思議感でいっぱいになってました。
でも、話はそこで終わりではなくて。
だんだん、過去のことを思い出してきたんです。
実はその道を、20年ほど前に通ったことを思い出しまして。
伯母の葬儀で、やはりその斎場に行ったことがあったんです。
でも、途中の景色はすっかりさっぱり忘れてまして、今もって当時の記憶を思い出そうとしても思い出せないんです。
これって、深層記憶というものなんでしょうか。
私の頭に、そんなことを覚えておける容量が残っているとは思えないのですが。
デジャブではないかもですが、やはり不思議なことに変わりはなかった、という結びです。
2012年3月25日 02:30 カテゴリー:雑記