第711回:タブレットの使用感

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第711回:タブレットの使用感

 前回タブレットのことを書いてから、はや10日以上が。

 ようやく使い込み始めて、慣れてきました。

 そこで改めて、使用感を書かせていただきます。

 まず第一印象。ザラザラしているのが心地いいです。

 これはタブレットのシートの表面がザラザラだからなのですが、初代intuosのシートはツルツルなので、まったく書き味が違います。

 おそらく、ペン先の減りは速いと思うのですが、この書き味は貴重です。

 ちなみに初代のペンは、10年以上使って、1回しかペン先交換してません。筆圧は高いほうなのですが、本格的に長持ちします。

 そして二番目に感じたこと。なんだ、このペンのサイドボタンは......。

 やたらめったら、間違えて押してしまうんです。しかも、なぜかソフトの設定でも無効化できず、ひたすらダブルクリックの操作が入ります(今の環境では、ランチャーが起動してしまいます)。

 なぜこんなにと思ってよく見ると、サイドボタンが初代のペンよりペン先に近いところに付いてるんですね。で、ついつい指の腹で触ってしまうようです。

 あまりに誤押しの頻度が高いので、サイドボタンを引き抜いてしまいました。そのうえで、サイドボタン穴のないグリップを取り寄せて、装着して使っています。

 使い続けて感激したのは、筆圧がとてもよく反映されることでした。

 初代は、入り・込め・抜きの強弱があまり反映されず、滑らかな入りは、とくに難しかったです。それがintuos4ではとても楽で、込めもダイナミックに効いてくれます。抜いてから込め直しても、きっちり反映してくれて、とても嬉しいです。

 線に強弱がつけやすい関係で、主線に使うツール(SAIの筆ツール)のサイズは、従来の1pxから5pxに上げました。これでも、細いところは今まで以上に細く描けます。すごいです。

 このペンタッチ、使いこなすには練習が必要ですが、慣れると主線引きがグッと速くなりそうです。

 そして、入力域の小ささは、最初は慣れが必要でしたが、ようやく違和感がなくなりました。むしろこのサイズのほうが快適で、買った甲斐がありました。

 こんな感じで、今は新作をバリバリ描いています。

 例によって公開はまだ先ですが、今回も楽しく仕上げます。

2012年2月25日 00:40 カテゴリー:雑記

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