前回に続き、生駒駅での写真です。
まずは阪神電車1000系。阪神なんば線開通前から近鉄に出張していた、ラッピング車両です。
行先は大阪難波。阪神電車なのに、難波から先の阪神線内で営業しないパターンです。
近鉄特急、30000系ビスタカー。奈良線にも姿を見せます。
この巨体で、生駒トンネルの向こうにある急坂を登ってきたのですね。
生駒トンネルの向こうで見える景色は、第550回をご参照ください。
近鉄特急をもう1枚。
4月から営業開始した、新鋭の22600系。広い近鉄の中で、まだ10両しか存在しません。そのうちの6両です。
前に伊勢に行ったときに、10両全部見ていましたので、1か月ぶりの再会ということになりました。
密かに狙っていた、阪神電車と大阪市営地下鉄の並び。線路は全部近鉄のものですが、左2本には阪神電車が、右2本には大阪市営地下鉄の電車が乗り入れてきます。
ちなみにこの地下鉄の電車は、4本しか存在しないレアもの(24系)です。
今度は同じ場所で、阪神電車と近鉄けいはんな線の電車の並び。
にぎやかに3本が入り乱れています。
新型通勤車両「シリーズ21」の離合。
奥に小さく見えているのは、京都市営地下鉄にも乗り入れる車両です。
地味にレアな特急電車。
上の2階建て特急(30000系)の平屋版で、近鉄全線に5本20両しかいません。
最後も地味にレアな写真です。
旧型に属する、俗称「丸屋根車」のみで構成された編成同士のすれ違いです。
片方は、なんば線開業でかなり減った、「丸屋根車」8両編成の快速急行。
もう片方はありふれた6両編成の準急ですが、手前の8459号車は、かつて菖蒲池駅での爆破事件の被害を受けた編成の1両だそうです。運転台を撤去されて、別編成に挟み込まれているのですが、運転台跡の部分の窓割りが特徴的で、かつての面影を残しています(向かって右側の車端部の窓2枚が、1枚ずつ独立しています。これは、最近の近鉄車両にはない様式です)。
以上、8枚を紹介させていただきました。
この時撮った「おまけ」もあるのですが、これは回を改めてアップします。
2009年6月24日 23:40 カテゴリー:写真