前回分の写真を撮ってから、私の生家のある(神戸市垂水区)多聞台に移動しました。上高丸から北西に1kmちょっとぐらいの所にあります。
この周辺一帯は、昭和30年代後半から開発された地域で、高度成長期の夢が詰まった団地や建築物がたくさんあります。今回は、そうした観点で撮った写真を紹介します。
多聞台の一角にある地域センター、多聞団地センターから東側を見たところです。こちらは本多聞・学が丘(まなびがおか)などから成る「新多聞団地」と言われる地区です。若干開発は新しいですが、団地が多いのは同じで、やはり町並みが印象的です。
私はそちらにも住んでいましたので、そちらも含めて、我が庭のように愛着を持っています。
生家の団地はセンターの西側で、そちらの写真も撮ったのですが、逆光で今ひとつの仕上がりでした。いつか朝に撮り直しに行こうと思います。
思わず浮かれて歩きすぎたせいで、軽い熱射病になっていましたので、これ以上の遠出はせずに撮った一枚です。センターに隣接した場所にある団地の建物です。
ポイントハウスと言われる様式の一つで、大規模な団地を中心に見られた建物です。ちなみに、もう少し開発が古い団地の一部には、スターハウスと言われる特徴的な建物があります。
最後に、センター自体の写真を1枚。広角レンズで全景を撮りたかったところですが、持ってないものは仕方ないので、露出補正をアンダー側にかけつつ、軒下からこんな感じに。
ここは昭和40年代保存区とでも言いたくなるような場所で、興味のある方にはお勧めです。仕事帰りによくバスで通っていたのですが、降り立ったのは実に30年ぶり。こんな夏空の下で再び故郷の地を踏めたのは幸せでした。
一連の写真紹介はここまでです。ご覧くださいまして、ありがとうございました。また何か撮ったら、紹介させていただきますね。
2008年8月13日 23:55 カテゴリー:写真