前回の旅行の裏で、密かにウハウハしていたことを。
飛騨地方から上高地にかけての旅行だったから、必然的に山深いところを回ってまして。
それはそれは、気になってた土木構造物がてんこ盛りで。
橋脚高118メートルの鷲見橋。
日本最高地点のパーキングエリア、松ノ木峠パーキングエリア。
ルート変更を伴う難工事の末に開通した安房トンネル。
10kmを超す、開通困難だった飛騨トンネル。
いずれもとんでもない代物ばかりです。どれもこの目で見られて感激しまくりでした。家族にはまったく理解されてなかったと思いますが。
前回の写真にある、2階建ての新穂高ロープウェイもワクワクもんでした。
期待していただけでもこれだけあるのに、他にもまだすごいのが。
上高地の入り口にある釜トンネル。近代的な造りなのに勾配11%。とてつもない所だと思いました。
旅から帰って、上高地についていろいろ調べてみました。あまりにも興味深いことが多すぎて、発見の連続でした。
釜トンネルの度重なる災害と改築の歴史。
発電用に整えられて、維持されている大正池。
大正池から数km離れた沢渡(さわんど)のそばの山頂までトンネルを掘って導水していること。
上高地は手付かずの自然の景勝地ではなくて、人の叡智の結晶なんですね。
この知識を思い出しながら、また訪れてみたいです。
2017年8月18日 23:20 カテゴリー:雑記