某駅から出て、自宅の前を通るバスがあります。
今回は、それについて「へぇ〜」と思った出来事を書きます。
某駅は、それなりの規模のバスターミナルを駅前に持っています。
ただし1箇所に大ターミナルがあるのではなくて、駅周辺のあちこちに乗り場が散在しています(近畿では多いスタイルです)。
同じ方向に走るバスが複数の乗り場から発車することもあって、分かりにくい造りになってました。
自宅へ向かうバスは、その中でも一番利用の多い路線で、その混雑からか、専用の乗り場が割り当てられていました。
(自宅のある)終点近くの地域にはそのバスでしか行けず、そこが人口数万人のニュータウンなので、おのずと利用も多くなって。そこに途中までの利用も重なって、終日混雑。交通量の多い国道の全バス停に止まるので、激しく遅延するという有様でした。
途中区間には隣の乗り場からのバスもたくさん走っているのですが、大半の人は一番混んでる路線に集まってくるというアンバランスさで、悲惨な環境でした。
それが、この春に一挙に改善されました。
改善の方法はシンプルで、同一方向へのバスの乗り場統一。
増便もダイヤ改正も、まったくなしです。
途中までの人が、目的地を通る全てのバスに満遍なく分散して、最混雑路線への集中が嘘のように解消されました。途中のバス停での乗降も減って、遅延もほとんどなくなりました。
ついでに、その方向のバスがターミナルから先頭で発車するようになったので、ターミナルを出るのもスムーズになって、あり得ないほど乗車時間が縮みました。
以上、わずかなことでこんなに変わるのかと、驚いた出来事の紹介でした。
身近なことにも、ちょっとの工夫で劇的に変わることが、たくさんあるのかもしれませんね。
2012年5月27日 00:30 カテゴリー:雑記