HTML5ととともに次世代のウェブサイトの根幹をなすことが期待されている、CSS3。
スクリプトなしでトランジション処理(徐々に表示が切り替わっていく処理)ができたりと、従来のスクリプトなしサイトでは実現できなかった「表示における『時間』の概念」を扱えるようになる、画期的な技術です。
HTML5自体も、今までより動画を扱いやすい仕様になっているので、これからは動きのあるウェブデザインが、スクリプトに頼らず安全に実現できるようになります。
そして、そんなCSS3にはもう一つ、画期的な技術があります。
それは「Webフォント」。ネット上にあるフォントデータを活用することで、幅広い閲覧環境で同一の書体を表示することができます。
これまでは、特定のフォントで表示するよう指定しても、そのフォントが閲覧する機器にインストールされていなければ、別のフォントで表示されていました。そこで、フォントをどうしても固定したければ、そのフォントを画像として書き出しておく必要がありました。
これによって今のウェブサイトの大半は、デザイン性を保つために、無駄に重くなっています。この重さを解消できる技術が、Webフォントなのです。
当サイトを次にデザイン変更する時には「新ゴ」を使いたいと思っている私は、新ゴのWebフォントがあるかを調べてみました。
ありました!
これは嬉しい。さあ、お値段はいくらだ!
年間147,998円!
......無理です。個人にこれは。
別のWebフォントを探すか、新ゴを画像パーツで起こすか、どちらかしかないようです。
調べてみると、既にかなりのWebフォントが安価に利用可能なようですので、いいご時世にはなってきているようです。もうしばらく、いろいろ考えていきます。
2012年1月28日 08:10 カテゴリー:雑記