天気がそこそこよかったので、カメラを持って撮影練習に出かけてきました。
出かけた先は、加古川の河川敷。お題は新幹線です。この場所、川の上だけは新幹線の高架に高欄(側壁)がないので、写しやすいのです。
デジタルカメラなので、シャッタースピードや露出の調整はガンガン試せて、その場で色合いを確認できます。涙が出るほどありがたいです。
問題は構図決めとタイミング。見通しのよさでは新幹線屈指のこの場所でも、1編成400メートルの高速列車を構図に収めるには、微妙な位置決めやタイミングが要求されます。加えて、(ほとんどの)デジタル一眼に特有の画角の狭さが、50mmレンズ一張羅の私にさらなる試練を。
そんなこんなで、新幹線撮影に初挑戦した結果はいかに。続きの部分で写真をまじえてレポートします。
(画像クリックで横1600ピクセルの大判画像表示:約277kB)
まず1枚。8両編成の「ひかりレールスター」です。手前1両を柱にかぶらせないようにすると、この長さでも構図には苦労します。
(画像クリックで横1600ピクセルの大判画像表示:約243kB)
構図を少し変えて、500系の1編成を納めようとしてみました......が、惨敗。後ろ4両ぐらいが切れています。
D300の特徴の一つに、視野率約100%のファインダーがあるのですが、「約」100%のわずかな誤差が左隅の碍子になって現れています。右下に人が入っているのは、完全に私の油断ですorz
(画像クリックで横1600ピクセルの大判画像表示:約237kB)
今度は新鋭のN700系を。ここまで引きつけてなお、1編成を納めるのにはギリギリ。ここから100分の1秒ずれると、もうアウトです。この立ち位置では最善を尽くしたタイミングですが、立ち位置自体に問題ありなのですよね。
(画像クリックで横1600ピクセルの大判画像表示:約225kB)
300系のフル編成。どうやら、上より少しだけ右に振ったこの位置がいいようでした。
立ち位置やアングルがいかに大事か、よく分かりました。
(画像クリックで横1600ピクセルの大判画像表示:約207kB)
最後に500系のアップを。この近さでは4000分の1秒ぐらいのシャッターでないと止まって写らないので、500分の1秒で軽い流し撮りにしてみました。実は初めての流し撮りでした。
流し撮りは上体だけで被写体を追わずに、腰からの動きで追うと安定して撮れるということだけは、身をもって理解できました。
2007年12月 9日 20:00 カテゴリー:写真