ちりばめられた光

 前回分より5分ほど完成が早かったCGです。完全並行で仕上げの作業をやってました。

 一度やりたかったんです、オレンジ→透明の円形グラデーションを、スクリーンモードで前景に重ねる手法。最近よく見るもので、興味を持ってました。

 ちなみに前回分には、同じ手法で青を重ねていました。そちらでは隠し味程度でしたが、今回分では露骨にやってみました。

CG「ちりばめられた光」

 今回のCGは、「フェイタル・ウォーリアーズ」のPRポスターをイメージして描きました。なので、縦横比がポスター用紙のものになっています。

 「フェイタル・ウォーリアーズ」には、背景設定のメインストリームとして位置づけているキャンペーンシナリオが存在します。

 主に異世界神との戦いを扱うキャンペーンが5本、そしてはるか未来の新たな戦いを扱うキャンペーンが5本。連載小説「世界と黒天王」は前者の第5キャンペーンの一部に、上のCGは後者に、それぞれあたります。

 善・悪・中立の3属性で勢力を語れる前者と違い、後者では様々な勢力が集散しながら進行します。そこで、所属勢力を表す「副属性」という要素を盛り込んだり、文明レベルを反映した新兵器を導入したりといった新要素を考えていますが、データの公開時期は未定です。

 CGの娘は、フォルテンガイム連合王国の第二王女で、ジョヴァンニーナといいます。第6キャンペーンの主人公として設定した、プレロールドキャラ(設定済みプレイヤーキャラ)です。本コーナーの過去の作品、「白銀の至宝」で描いたオーレリアの妹です。

 このジョヴァンニーナは、以前にHiroさんへの贈呈CGで描いたことがあるのですが、デザインを見直したので、完全に別人状態になってます。あしからず……。