「創造主」
「創造主」は、その名のとおり、世界を創った存在とされます。その世界とは、異世界神のいる「世界」で、そこから逃れてきたフォルト・オーゼス達が創った世界も、間接的に「創造主」が創った世界と言うことができます。
「創造主」の実態は、世界全体と融合した意思で、世界のすべてと言い表すこともできます。
特定された(特性値などの)パラメータは持たず、特定の姿としても認識することができません。
ある者が「創造主」を認識する際、その者にとって一番大切な存在として映ります。
もしその「創造主」と戦った場合、眼前の「創造主」は無敵ではない代わりに、その存在を滅ぼした場合、本物の「一番大切な存在」が同時に滅びます(その存在を蘇生させた場合、「創造主」へのダメージも取り消されます)。
つまり、全ての者が「創造主」と戦って勝てば、全ての者にとっての「一番大切な存在」が滅びます。その結果、世界は消滅するとされています。
「創造主」は、自らの創った世界に飽きたと思っており、世界を崩すために様々な者の意思に干渉しています。
しかしその手口は単純ではなく、むしろ世界がじっくりと滅びに向かうのを楽しんでいる節があります。
たとえば、リベ・タイザードにフォルト・オーゼス達の創った世界を滅ぼそうと思わせたり、イーサ・メリやフォルト・オーゼスに「創造主」の存在を知らせて、これにどう対処するかを見ようとしたりしています。
一方、「創造主」の計算を超えた行動をとる者もあります。フォルト・オーゼスは、「創造主」の予想を超えた力をつけており、多くの仲間の力もあって「創造主」の干渉力を超える領域にさしかかろうとしています。
しかし、「創造主」を倒そうとすれば、前述の「一番大切な存在」が滅ぶことが避けられず、決め手を欠いているのが現状です。