3) 世界の国々(1)

 このゲームの世界の国々の名称・特徴・人口・首都・指導者を、地域ごとに記します。

アルデリア大陸・ラスナマイス大陸

「凪の国の同盟」諸国

 フォルテンガイム連合王国、ローエルン連合王国、レグナサウト王国、フィノス・セーダ王国の4国が結んだ不可侵同盟が「凪の国の同盟」です。

 これに関しては、「4)『凪の国の同盟』諸国」を参照してください。

ノルザリーン王国

 ラスナマイス大陸西部を領有する国です。

 気候は南西の海岸部を除いて寒冷で、作物の育ちも悪く、経済的にはフィノス・セーダ王国の援助に大きく依存しています。そのため、フィノス・セーダ王国の属国という感が否めません。

 主要生産物は針葉樹林を伐採して得られる木材で、これをフィノス・セーダ王国などに輸出して何とか財政をまかなっています。

 人口は国土の割に少なく、100万人程度です。

 言語はフィノス語がもっぱら使われています。

 首都は、内陸に位置する木材集積地であるサーブ・ノルザリーン(Sarb Nolzaleen:人口約20万人)です。

 国王は世襲の老君主、クレイトン・オスカー7世(72)ですが、そろそろ息子の8世(45)への譲位が噂されています。

アウドナルス帝国

 アルデリア大陸南部に位置する、謎の帝国です。

 アルデリア大陸には他にフォルテンガイム・ローエルン・レグナサウトの3国がありますが、そのいずれとも国交がありません。

 気候は、北部の山岳地帯を除いて全般的に高温で、東部の海岸沿いは多雨、それ以外の地域は比較的少雨です。

 主要産業は不明です。

 他のどの国とも交流がないため、完全な自給自足を行っていると考えられます。

 人口は発表されていません。

 言語はアルデリア共通語が使われています。

 首都はレミンデス(Remyndess:人口不明)です。

 皇帝には年齢不詳の人物、グラント・ボーフォートが就任しています。

北エンティシア・南エンティシア大陸

ミッドレイス帝国

 北エンティシア大陸の北半分を領有する国です。

 赤道上にある国なので、基本的に一年中高温ですが、高地がそれなりに多いために涼しい気候の地域もあります。

 広大な熱帯雨林を擁し、木材の採取・焼畑による穀物の採取が主な産業になっています。

 人口は約120万人です。

 言語はエンティシア語が使われています。

 首都はイリディア(Ilidia:人口約25万人)です。

 皇帝は世襲の専制君主であるフロイド・イリディア(42)です。

ベルゼアース帝国

 北エンティシア大陸の南半分を占める国です。

 気候は基本的にミッドレイス帝国と同じですが、涼しい高地の割合は同国より多くなっています。

 主要産業は農業および鉱業です。

 経済的には豊かな国なのですが、古くからのならわしとして奴隷制が盛んに行われており、問題の多い国でもあります。

 人口は約150万人です。

 言語はエンティシア語が使われています。

 首都はベルズ(Belz:人口約30万人)です。

 皇帝はマシュー・ディエン2世(53)です。

フィンデルジース王国

 南エンティシア大陸の全土を占める国です。

 気候は北・中部は温暖、南部は寒冷です。なお、東岸地域は多雨です。

 農業が盛んな国で、他の産業はあまり発達していませんが、貿易は輸入を中心として活発に行われています。

 人口は約90万人です。

 言語はエンティシア語が使われています。

 首都は大貿易港のエーダン(Edan:人口約20万人)です。

 国王は専制君主のエルセリーナ・イリオン(21)です。