5) フォルテンガイム連合王国(7)

ゼプタンツ王国(Kingdom of Zeptants)

概要

 人々を率いたリーダーの一人、戦士セイリーズ・ドルトンが神に与えられた国です。

 肥沃な高原台地に位置する国で、一年を通じて過ごしやすい気候に恵まれています。

 連合王国の研究開発活動を主管する国で、大規模な研究施設が各地に点在しています。

 国土の南部には険しいダリス山脈があり、その山脈を介してアウドナルス帝国と接していますが、地理的制約・国際情勢により、同国との交流はありません。

ゼプタンツ王国の地図

町の解説
ゼプタンツ(Zeptants)

 王国の首都であり、研究開発を主管する国家の中心にふさわしい学術研究都市です。

 多くの住人が研究活動に従事していて、学校や研究所が多数設置されています。

 催し物が多い町としても有名で、様々な出し物によって、町の中心は賑わいを見せています。

 町の北端にある王城には、最新技術の実験台としての性格もあり、開発された様々な技術が都度盛り込まれているということです。

 この首都には、熱血騎士オズワルド・リズモア率いる「夕映えの騎士団」第2師団が駐在しています。

グランバルト(Granvalt)

 アルクランス王国の最寄りに位置する町です。

 エクステラ王国のダレスバルトと同様、資材の集積場があって、山岳地帯のアルクランスへ向かう物資を整理できるようになっています。

 首都に直行するルートと、南部のヒューム・エイラ方面に迂回するルートとの分岐点にもなっており、多くの人々が行き交う町です。

ウォレルス(Warrels)

 東方のレグナサウト王国に通じる町です。

 流通量ではエクステラ王国のラグディアーズに劣りますが、こちらも外国との流通拠点として機能しています。

 ここにはグローミング騎士団の1個師団が駐屯しています。優れた体術を身につけた第7師団長キース・アルビオン率いる団員は、みな優れた運動能力を持っており、「忍者」とも呼ばれています。

ヒューム・エイラ(Hum-ala)

 精霊信仰の拠点となる町の一つ「地の翼」です。

 ここでは、地の精霊がまつられています。

 町の性格はアクア・エイラ、フラグ・エイラ、ヴェント・エイラと同じで、やはり精霊魔術師が多く集まっています。

ボルティスザーン(Boltiszarn)

 西部にある油田によって栄えた町、でした。

 突如として何者かによって滅ぼされ、町の住人全員が死亡しています。そのため、現在は新たな人々の手によって復興の途上にあります。

 油田掘削には多くの労働力を要しましたが、そこでは、国の管理をかいくぐって奴隷が使役されていました。

 これが明るみになったことは、国の管理体制にも大きな影響を与えています。

フィリス(Fylis)

 首都と国の西部とを中継する町です。

 北西のアレシアと、南西のエノーリアとに、街道が分岐しています。

 首都ゼプタンツには及びませんが、ここにも多くの研究施設があります。

 ここでは、科学的な研究と並行して、魔法に関する研究も行われています。

アレシア(Alesia)

 国土の北西に位置する町です。

 ゼプタンツとハイ・ダリスとを結ぶルートのうち、北側に属する町です。

 大峡谷に近く、そこへ降りる地下通路があります。

 地質学の研究施設が併設されています。

エノーリア(Enorlia)

 国土の南西に位置する町です。

 ゼプタンツとハイ・ダリスとを結ぶルートのうち、南側に属する町です。

 ダリス山脈に近く、その山腹を利用した測候施設や天体観測施設があります。

 ゼプタンツとハイ・ダリスとの間の往来は、ほぼ均等にアレシア・エノーリアの両経由地に分かれています。

イースバルト(Easvalt)

 ハイ・ダリス王国のすぐ手前に位置する、大峡谷に面した町です。

 連合王国内から同国に通じる、唯一のルート上にあります。

 研究施設はなく、代わりに流通業関連の施設が多く存在します。

 農牧も盛んで、ゼプタンツの中では突出して第一次産業の生産額が高いのが特徴です。