5) フォルテンガイム連合王国(2)

フェルバラード王国(Kingdom of Felbalard)

概要

 フォルテンガイムの盟主国です。

 流浪の民を率いたリーダー、エーベルハルト・エルスドルフが神とともに興した国で、今に至るまで連合王国の中心的存在となっています。

 連合王国としての対外交渉は、もっぱらこの国が担当となっています。

 国土面積は構成国中最小ですが、人口は他の国と同程度あり、人口密度は比較的高めです。

 全般的に地形は平坦で、目立った高山はありません。

フェルバラード王国の地図

町の解説
フェルバラード(Felbalard)

 世界に名だたる、フォルテンガイムの首都です。

 巨大な王城「ホワイト・アンカー」を中心に、整然とした町並みが広がっています。

 この城は、緊急時に国民が避難することを想定して作られているため、見た目よりさらに広い居住区画を地下に持っています。

 高い塀に囲まれた城塞都市で、その堅牢さにおいても世界屈指です。

 建物はいずれも意匠が凝らされた荘厳なもので、訪れる人を驚かせます。

 首都とあって、様々な流通・交流の中心として機能していて、一日を通して活気に満ちています。

 豪胆な武人、スペンサー・クルー率いる第9師団が拠点としています。

ラリス(Laris)

 フェルバラードの衛星都市です。

 農業が主体の町で、国内各所に多くの食料を供給しています。

 人口がやや多めであるものの、この時代の世界では一般的な、のどかな雰囲気の漂う町です。

 なおこの町の南には、大峡谷の底へと降りる洞窟があります。

 ただ、その洞窟は騎士団によって管理されていて、許可なく立ち入ることはできません。 

グローミング(Gloaming)

 夕映えの騎士団(Knights of Gloaming)の本拠地です。

 ここに騎士団本部があって、国内の各師団を統括しています。

 騎士団長アイザック・クレアモントが率いる第1師団が、ここを拠点にしています。

 人口の大半を騎士団員が占めていて、男性の比率が高く、かつ平均年齢が低いのが特徴です。

 近くに巨大なアルハーズ湖があり、ここでの水産業が主要産業となっています。

ヴェント・エイラ(Vent-ala)

 この国に5つある、精霊信仰の拠点の一つです。

 「風の翼」という意味のこの町は、風の精霊をまつっています。

 精霊が住まうと言われる「風の丘」を中心に多くの精霊魔術師が集い、町を作っています。

 「風の丘」には、精霊界に通じる門が隠されているという噂もあります。

 なおこの町でも、農業が盛んに行われています。

ティルガ(Tilga)

 アランティスへの玄関口となる町です。この町の東方に、アランティス王国への関所があります。ただ、関所の検閲は緩く、平時に通行を咎められることはありません。

 国境の町らしく、宿が充実しています。

 多くの旅人がここで休息をとり、そしてまた旅立っていきます。

 農業が主体の町で、国内各所に多くの食料を供給しています。